【ゴシックメタル】Trail of Tearsの3rdを超える好みのシンセには、まだ遭遇していない

ゴシックメタルが中心であり、ちょっとズレてはいるものの、私は一応メタラーです。
とはいえ、自身がバンドでキーボードを弾いている人でもあり、
ギターとかよりもシンセに耳がいってしまうことがあります。

私がシンセに関して現状最も好きなアルバムを挙げるならば、
Trail of Tearsの3rdである、『A New Dimension of Might』だと思います。

このバンドは、一応ゴシックメタルに属するかと思いますが、
1stの1曲目がブラストビートで始まったりと、
アグレッシブさも持っています。
そのため、ゴシック・デスであったり、ゴシック・ブラックであったりします。
3rdに関して言えば、ゴシックとシンフォブラあたりでしょうか。

で、このアルバム、
シンセが異様な雰囲気を醸し出しています。
相変わらず1曲目からアグレッシブで、
ブラストビートとクワイアという組み合わせ。
落ち着いてバースに入ってからは、
アトモスフェリックなシンセやピチカート。

あと私、生ではないストリングス系が好きです。
ピチカート(っぽいだけでそういう意図はないかもしれない)にしても、
あくまでもシンセの音で、好みです。

2曲目は突然のオケヒで開始。
中盤では変なメロディと、ここでこの音を選ぶセンス凄い!という素敵な組み合わせ。

曲自体も、ゴシックメタルとは言えない、でもデスやブラックとも違う、
ある種中途半端でどっちつかずなところが良いです。
そもそもゴシックメタル自体、メタルのサブジャンルとしては曖昧な存在だと思います。
Shape of Despairみたいながあれば、Atroxみたいなのもあり、
勿論Within Temptationのようなキャッチーなものもあり、
デスやブラックと融和しやすいので、速いバンドもあり。

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