2019年年末、2泊3日の長崎旅行です。
しかし3日目の最終日は、長崎から博多への移動がメインになります。
もくじ
長崎本線
前日の夜まで悩みましたが、もう長崎を離れてしまいます。
好きな長崎駅前の交差点とも、しばしのお別れとなりました。
しかしまだ、長崎には飽きません。ほぼ確実に再訪します。
長崎駅の窓口にて、切符を購入しました。
目的は博多ですが、経路が特殊です。
長崎から、福岡市地下鉄とJRの境界である姪浜まで、
長崎→肥前山口→有田→伊万里→唐津→姪浜、という経路で購入しました。
なお、姪浜から先、博多までの切符は、別の会社を2つ使うことになり購入できません。
※有田から伊万里の間はJRではなく、松浦鉄道を使います。
JRと私鉄の間で取り決めがされていれば、
私鉄駅までの切符や私鉄を間に挟んだ切符を購入できます。
ただし細則もあり、
例えば佐世保と伊万里の間を松浦鉄道でぐるっと回るのは、不可のようです。
九州新幹線の長崎ルートができると、博多・長崎間の移動はどうなるんだろう。
フル規格ではないので乗り換えが発生し、早くなっても不便になる説がありますね。
長崎から肥前山口までは、特急かもめのグリーン席で向かいました。
佐世保線
佐世保行きの特急みどりと接続しています。
これに乗っても最終的に唐津に到着する時刻は変わらないので、
ここから先は普通列車にて参ります。
11:44発、早岐行きにて向かいます。
この列車には、海外からの観光客が大勢乗られていました。
というのも、
途中に武雄温泉があるからです。
ここで大半の方が下車していきました。
上有田駅の駅舎に風情がありました。
こちらで下車された西欧の方もいましたね。
私はこのまま乗り続け、12:19、有田駅で下車しました。
有田
有田駅に到着です。
ここでは待ち時間があるので、いったん改札外に出ます。
思ったより山が近いですね。
有田駅には、有田焼カレーという駅弁がありました。
器が有田焼になっているという、お持ち帰り系の駅弁です。
私は今回見送りました。持ち帰る手間と、自宅で使うのだろうかという思いがあり。
待ち時間があるとはいえ40分ほどなので、付近をぶらぶらするに留めます。
少しだけ、有田を歩きます。
今気づきましたが、電柱がありません。
作られたいかにもな観光地というわけではなく、さりげなくいい街並みです。
有田駅は、JR貨物の駅でもあります。
オフレールステーションで、貨物列車はやってきません。
松浦鉄道西九州線(有田・伊万里間)
松浦鉄道です。
1988年にJRから三セク化され、鉄道としては日本最西端を走ります。
※沖縄のゆいレールは軌道です。
有田・伊万里の間は、それと同じ路線というだけで、最西端ではありませんが。
少し早めに乗ったので空いていましたが、
この後は座席が埋まるぐらいの乗車がありました。
13:00、有田駅を出発です。
筑肥線・唐津線(伊万里・唐津間)
伊万里では再度JRに乗ります。
道路を挟んで松浦鉄道とJR線の駅舎があり、
2階の連絡通路にて乗り換えとなりました。
時間があまりないので、街は見られません。
ただ、駅の利用者は有田の方が多いのに対し、
乗り換え時に一瞬見かけた街並みは、伊万里の方が発展していました。
自治体の規模としてはだいぶ違いますしね。
JRの伊万里駅です。
ここからは筑肥線・唐津線に乗り、唐津を目指します。
筑肥線は間に唐津線を挟み分断されています。
その西側は本数が少なく、1日9本です。
特に、これから乗る13:34を逃すと、次は16:21までありません。
松浦鉄道と異なり車内にトイレが設置されていることもあり、
けっこう混雑していました。
13:34、伊万里駅を発車。
14:23、唐津駅に到着しました。
唐津
佐賀県第二の都市、唐津です。
唐津からは電車の本数も多くなるので、
ここから先は時刻表をさほど気にせず行動できるようになりました。
しかし、西唐津や呼子、虹ノ松原などへ足を延ばすほどの時間はなく、
唐津を軽く散策するに留めます。
からつバーガーなるものの存在を知ったので、
購入しました。
ふつうにおいしかったです。
やっぱり時間が短くて消化不良ですね。
筑肥線・福岡市地下鉄空港線
分断されている筑肥線の東側は、
電車の本数も多くなり、
西側と利便性が大きく異なります。
福岡空港まで1本で行けますし。
唐津時点では空いていましたが、徐々に乗客は増え、
筑前前原あたりからは座席が埋まっていたと思います。
博多に到着。
今回の切符は持って帰りたいです。
駅員さんに尋ね、持ち帰れることになりました。
あまり時間はありませんが、
少しぶらぶらしましょう。
少し戻り、天神にやってきました。
空港からでも地下鉄で5駅という近さ。
こんな街はなかなかありません。
ぼちぼち空港に向かいます。